教科書通り・・・・
大学院在学中、発達心理学を筆頭にもろもろの心理学を学びました。その時、私って子ども産む前にこんなに勉強していたら、子育てめっちゃ上手にできるわ~♡と余裕な態度を取っていました(笑)
当時、子育て真っ最中だった姉にそのことを言うと、鼻で笑われ「あんたが子育てしている時にその言葉がでるか、楽しみやわ(-.-)」と言われてました。しかし、私は楽勝やんっと自負していたんです。
一人目が産まれた時は育児書を読み漁り、なるほど~と思ったものは試しまくる日々。子供のおやつまで薄味で手作りと頑張っていました。
しかし、3人の子どもを学年は違えどほぼ年子状態で産み、私が学んだ自尊心を育てるとか、自己肯定ができる子どもに!なんてのはいずこへ????
子どもが私の予定していたこととは違う行動をとったり、牛乳こぼしたりとなるともうボルテージが上がること上がること。
毎日が必死で、保育園から持って帰ってくる布おむつの洗濯に追われ、子どもの心に寄り添うなんてしていたんだろうか??自分が必死過ぎて、もう疲れすぎてて被害妄想に入っていたことの方が多かったかもしれません(恥)もう、2番目の娘がどう大きくなったのか記憶にない・・・。
ただただ、保育園の先生に感謝しかなく、そしてそばで手伝ってくれた親と姉に感謝しかありません。
一番下が小学生になり、ふと振り返ってみて・・・・・。教科書で学んだことは必ずしもマイナスになったことはありません。しかし、その通りに子どもが成長してはくれない、また親も常に平常心ではいられない(笑)ともわかった。
母親が必死で頑張っているんだということも痛いほどわかり、この過程は私がセラピストとして疲れている母親の気持ちを理解するのに必要な過程だったんだなと思っています。
教科書通りの子育てなんて・・・・ないない 笑